タンソーマンGX 蓄電所の案件と用地

低圧(49.9kW)

地目とは?蓄電所での意味と用地選びで最初に見る項目をやさしく解説

地目とは、田、畑、宅地、山林、雑種地など、登記簿に記録された土地の用途の区分のことです。蓄電所の用地選びでは最初に地目と現況を確かめ、農地に当たる場合は転用の許可が先に必要になります。

地目はどこで分かるのか

地目は、登記簿の表題部に地番や地積とあわせて記載されています。法務局で取得できるほか、固定資産税の通知書でも地番と地目を確かめられます。登記上の地目は、土地の実際の使い方が変わっても自動では書き換わらないため、記載が古いままのこともあります。

なぜ蓄電所の用地選びで地目を最初に見るのか

地目を最初に見るのは、農地かどうかで必要な手続きと可否が大きく変わるためです。農地に蓄電所を置くには農地転用の許可が必要で、農業振興地域の農用地区域(青地)は原則として転用できません。2026年1月5日からは、接続検討・契約申込みの際に設置場所の登記簿の確認結果などを出すため、地目の確認は手続きの入口にもなっています。

地目と現況の確認フロー
  1. 登記簿で地目田・畑か、それ以外か
  2. 現地で現況耕作されているかを見る
  3. 農地なら区域市町村で青地かを確かめる
  4. 青地なら外す原則転用できない
  5. それ以外は相談転用許可の見通しを確かめる

農地でない場合も、都市計画の区分や周辺の住宅などは別に確かめる。

地目はどう確かめ、どう使うのか

地目は、登記簿と現地の状況を必ずセットで確かめます。確かめた結果は、事業者との協議や契約の条件に使います。

  • 登記簿で地目と地積、所有者を確認する
  • 現地で耕作の有無など、実際の使い方を見る
  • 農地なら市町村の窓口で農振農用地かどうかを確かめる
  • 都市計画の区分、50m以内の住宅や宿泊施設、浸水想定、搬入路もあわせて確認する

地目以外の条件を含めた確認の順番は、蓄電所に向く土地とはで解説しています。

地目についてよくある誤解は何か

よくある誤解は、登記上の地目だけで農地かどうかが決まるという考えです。登記上は山林や雑種地でも、実際に耕作されていれば農地として扱われることがあります。逆に、地目が田や畑のままでも、現況が変わっている場合もあります。

また、面積が小さければ地目は関係ないというのも誤解です。低圧の49.9kW級は必要な土地が約40㎡と小さいものの、農地であれば転用の許可が必要なことも、青地が原則転用できないことも変わりません。農地の扱いは農地に蓄電所は置けるかで詳しく解説しています。

まとめ

  • 地目は、登記簿に記録された土地の用途の区分です。
  • 農地に当たれば転用の許可が先に必要で、青地は原則として候補から外します。
  • 登記簿の地目と現地の現況を必ずセットで確かめます。

出力49.9kWの低圧蓄電所については、低圧蓄電所のご案内をご覧ください。

出典

  • 株式会社タンソーマンGX「系統用蓄電池 投資の基礎解説ブック 高圧編」(2026年10月)
  • 株式会社タンソーマンGX「系統用蓄電池 投資の基礎解説ブック 低圧編」(2026年10月)

※本記事は制度と市場の一般的な解説です。個別の投資を勧めるものではありません。

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