タンソーマンGX 蓄電所の案件と用地

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飯塚市(福岡県)の配電用変電所の空き容量(2026年)と蓄電所用地の考え方

飯塚市では位置を推定できた配電用変電所4か所のうち、当該設備に空きがあるのは3か所ですが、上位系等考慮の空容量はすべて0MWです。蓄電所はノンファーム型接続(混雑時に出力が制御されうる接続)が前提になります。

この記事では、九州電力送配電 系統の予想潮流・空容量の公表資料(2026年9月29日時点)をもとに、飯塚市にあると当社が推定した配電用変電所の空き容量を整理します。蓄電所の用地を探すときに、最初に何を確かめればよいかもあわせて説明します。

飯塚市の配電用変電所の空き容量はどうなっているか

飯塚市で位置を推定できた配電用変電所は4か所です。当該設備の空容量が最も大きいのは鯰田(22kV)の11MWで、当該設備に空きがあるのは4か所中3か所です。上位の送電線や変電所まで含めて考えた「上位系等考慮」の空容量で見ると、空きがあるのは4か所中0か所です。平常時に出力制御が起こる可能性が「有り」とされた変電所は4か所です。

配電用変電所 バンク数 空容量(当該設備) 空容量(上位系等考慮) 平常時出力制御の可能性
鯰田(22kV) 2 11MW 0MW 有り
平恒 2 10MW 0MW 有り
上穂波 2 1MW 0MW 有り
鯰田(6kV) 2 0MW 0MW 有り
飯塚市の配電用変電所 空容量(当該設備)
  • 鯰田(22kV)11MW
  • 平恒10MW
  • 上穂波1MW
  • 鯰田(6kV)0MW

九州電力送配電の公表資料(2026年9月29日時点)より当社集計。変電所の位置は名称からの推定。

変電所の位置は、公表データの変電所名から当社が市区町村を推定したもので、正確な所在地ではありません。隣接する市区町村にまたがる場合や、名前と所在地が一致しない場合もあります。

上位系に空きがないとはどういうことか

配電用変電所の設備だけを見れば飯塚市にも空きが残っている変電所がありますが、その先の上位系統がすでに混み合っているため、上位系等考慮の空容量は0MWになっています。この状態では、混雑時も制御されない従来の方式で新たに受け入れる余地は小さいと考えられます。

そのため蓄電所を計画する場合は、ノンファーム型接続が前提になります。系統が混雑する時間帯に充電や放電が制御されることがあり、その分だけ収益の見込みが下がる可能性があります。事業計画では、制御が入る前提の保守的なケースも用意しておくことをおすすめします。

九州エリア全体と比べるとどうか

九州エリア全体では位置を推定できた配電用変電所が695か所あり、上位系等考慮の空容量があるのは約21%、当該設備に空きがあるのは約81%です。当該設備には空きがあっても上位系で止まる変電所が多いのがエリア全体の傾向で、飯塚市の数字もこの比較の中で読むと位置づけが分かりやすくなります。

データの見方は予想潮流データの読み方の記事で説明しています。地図で確かめたい方は空き容量マップもご覧ください。

飯塚市で蓄電所の用地を探すときに確かめることは何か

空き容量のほかにも、土地そのものの条件で計画が止まることがあります。次の点を順に確かめてください。

  • 都市計画の区分:市街化調整区域かどうか、用途地域の制限がないか
  • 農地かどうか:農地の場合は転用の許可や届出が必要で、農用地区域では難しいことが多いです
  • 住宅との距離:騒音や景観への配慮が必要になり、自治体の指針で距離を求められる場合があります
  • 浸水のおそれ:ハザードマップで浸水の深さを確認し、かさ上げの要否を見ます
  • 搬入路:機器を運ぶ車両が入れる道幅と、工事車両の出入りができるか
  • 事前相談:九州電力送配電に接続の見込みと工事費負担金の目安を確かめます

候補地の条件をまとめて確かめたいときは、この土地、蓄電所になる?で簡単に整理できます。

なお、ここで示した空容量は公表時点の目安で、接続を約束するものではありません。変電所の位置も推定です。正確な接続の可否と工事費負担金は、九州電力送配電への事前相談や接続検討で確かめる必要があります。

まとめ

  • 飯塚市で位置を推定できた配電用変電所4か所は、すべて上位系等考慮の空容量が0MWです
  • 蓄電所はノンファーム型接続が前提となり、出力制御を見込んだ計画が必要です
  • 空容量は目安で位置も推定のため、接続の可否と工事費負担金は事前相談・接続検討で確かめます

土地をお持ちの方は、土地探し・用地のご相談をご利用ください。出力49.9kWの低圧蓄電所については、低圧蓄電所のご案内をご覧ください。

出典

  • 九州電力送配電 系統の予想潮流・空容量の公表資料(2026年9月29日時点)

※本記事は制度と市場の一般的な解説です。個別の投資を勧めるものではありません。

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