タンソーマンGX 蓄電所の案件と用地

高圧・低圧 共通

石垣市(沖縄県)の配電用変電所の空き容量(2026年)と蓄電所用地の考え方

石垣市では位置を推定できた配電用変電所6か所のうち6か所で当該設備の空容量が残っています。ただし沖縄電力の公表資料には上位系等考慮の空容量の記載がないため、上位の送電線まで含めた接続の可否は事前相談で確かめる必要があります。

この記事では、沖縄電力 系統の予想潮流・空容量の公表資料(2026年8月末時点)をもとに、石垣市にあると当社が推定した配電用変電所の空き容量を整理します。蓄電所の用地を探すときに、最初に何を確かめればよいかもあわせて説明します。

石垣市の配電用変電所の空き容量はどうなっているか

石垣市で位置を推定できた配電用変電所は6か所です。当該設備の空容量が最も大きいのは石垣配電塔の18MWで、当該設備に空きがあるのは6か所中6か所です。上位系等考慮の空容量は公表資料に記載がないため、当該設備の空容量だけを示す。上位の送電線まで含めた可否は事前相談で確かめる、という前提で読んでください。

配電用変電所 バンク数 空容量(当該設備) 平常時出力制御の可能性
石垣配電塔 2 18MW 表示なし
登野城配電塔 2 11MW 表示なし
石垣第二 1 9MW 表示なし
名蔵配電塔 2 5MW 表示なし
盛山配電塔 2 2MW 表示なし
宮良配電塔 2 2MW 表示なし
石垣市の配電用変電所 空容量(当該設備)
  • 石垣配電塔18MW
  • 登野城配電塔11MW
  • 石垣第二9MW
  • 名蔵配電塔5MW
  • 盛山配電塔2MW
  • 宮良配電塔2MW

沖縄電力の公表資料(2026年8月末時点)より当社集計。変電所の位置は名称からの推定。

変電所の位置は、公表データの変電所名から当社が市区町村を推定したもので、正確な所在地ではありません。隣接する市区町村にまたがる場合や、名前と所在地が一致しない場合もあります。

上位系の空き容量が示されていないのはなぜか

沖縄電力の公表資料では、配電用変電所ごとの当該設備の空容量は示されていますが、上位系等考慮の空容量の記載はありません。そのため本記事では、上位系の数字を推定して作ることはせず、当該設備の空容量だけを示しています。

当該設備に空きがあっても、その先の送電線や上位の変電所が混み合っていれば、接続に時間がかかったり、増強の工事費負担金が大きくなったりすることがあります。上位の送電線まで含めた可否は、事前相談で確かめることが前提になります。

沖縄エリア全体と比べるとどうか

沖縄エリア全体では位置を推定できた配電用変電所が113か所あり、当該設備に空きがあるのは約98%です。当該設備の数字だけを見るとエリア全体に余裕があるように見えますが、上位系の状況は公表資料からは分からないため、この割合だけで接続しやすいと判断しないよう注意が必要です。

データの見方は予想潮流データの読み方の記事で説明しています。地図で確かめたい方は空き容量マップもご覧ください。

石垣市で蓄電所の用地を探すときに確かめることは何か

空き容量のほかにも、土地そのものの条件で計画が止まることがあります。次の点を順に確かめてください。

  • 都市計画の区分:市街化調整区域かどうか、用途地域の制限がないか
  • 農地かどうか:農地の場合は転用の許可や届出が必要で、農用地区域では難しいことが多いです
  • 住宅との距離:騒音や景観への配慮が必要になり、自治体の指針で距離を求められる場合があります
  • 浸水のおそれ:ハザードマップで浸水の深さを確認し、かさ上げの要否を見ます
  • 搬入路:機器を運ぶ車両が入れる道幅と、工事車両の出入りができるか
  • 事前相談:沖縄電力に接続の見込みと工事費負担金の目安を確かめます

候補地の条件をまとめて確かめたいときは、この土地、蓄電所になる?で簡単に整理できます。

なお、ここで示した空容量は公表時点の目安で、接続を約束するものではありません。変電所の位置も推定です。正確な接続の可否と工事費負担金は、沖縄電力への事前相談や接続検討で確かめる必要があります。

まとめ

  • 石垣市で位置を推定できた配電用変電所6か所のうち、当該設備に空きがあるのは6か所です
  • 上位系等考慮の空容量は公表資料に記載がなく、上位の送電線まで含めた可否は事前相談で確かめます
  • 空容量は目安で位置も推定のため、接続の可否と工事費負担金は事前相談・接続検討で確かめます

土地をお持ちの方は、土地探し・用地のご相談をご利用ください。出力49.9kWの低圧蓄電所については、低圧蓄電所のご案内をご覧ください。

出典

  • 沖縄電力 系統の予想潮流・空容量の公表資料(2026年8月末時点)

※本記事は制度と市場の一般的な解説です。個別の投資を勧めるものではありません。

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