タンソーマンGX 蓄電所の案件と用地

高圧・低圧 共通

松山市(愛媛県)の配電用変電所の空き容量(2026年)と蓄電所用地の考え方

松山市で位置を推定できた配電用変電所7か所のうち、当該設備に空容量があるのは6か所です。上位系等考慮の空容量は公表資料に記載がないため、上位の送電線まで含めた接続の可否は事前相談で確かめる必要があります。

この記事では、四国電力送配電が公表している系統の予想潮流・空容量の資料(2026年10月1日時点)をもとに、松山市にあると当社が推定した配電用変電所の空き容量を整理します。あわせて、蓄電所の用地を探すときに最初に確かめたい点を説明します。

松山市の配電用変電所の空き容量はどうなっているか

松山市で位置を推定できた配電用変電所は7か所です。当該設備の空容量が最も大きいのは衣山の76MWで、当該設備に空きがあるのは7か所中6か所です。平常時に出力制御の可能性が「有り」とされた変電所は0か所です。

配電用変電所 バンク数 空容量(当該設備) 平常時出力制御の可能性
衣山 3 76MW 表示なし
枝松 2 53MW 表示なし
鷹子 3 53MW 表示なし
吉田浜 4 40MW 表示なし
勝岡 3 20MW 表示なし
興居島配電塔 1 5MW 表示なし
湯山 1 0MW 表示なし
松山市の配電用変電所 空容量(当該設備)
  • 衣山76MW
  • 枝松53MW
  • 鷹子53MW
  • 吉田浜40MW
  • 勝岡20MW
  • 興居島配電塔5MW
  • 湯山0MW

四国電力送配電の公表資料(2026年10月1日時点)より当社集計。変電所の位置は名称からの推定。

変電所の位置は、公表資料の変電所名から当社が市区町村を推定したもので、正確な所在地ではありません。隣接する市区町村にまたがる場合や、名称と所在地が一致しない場合もあります。

上位系の空き容量はどう確かめればよいか

上位系等考慮の空容量は公表資料に記載がないため、この記事では当該設備の空容量だけを示しています。当該設備の空容量は、配電用変電所そのものの変圧器にどれだけ余裕があるかを示す数字です。その先にある送電線や上位の変電所が混み合っていれば、当該設備に空きがあっても接続に制約がかかることがあります。

上位の送電線まで含めた可否は事前相談で確かめてください。上位系統の混雑が見込まれる場合は、ノンファーム型接続(混雑時に出力が制御されうる接続)となる可能性もあるため、制御が入る前提の保守的な収支も用意しておくと安心です。

四国エリア全体と比べるとどうか

四国エリア全体では位置を推定できた配電用変電所が221か所あり、当該設備に空きがあるのは93%です。松山市は7か所中6か所で、当該設備の数字だけを見ればエリア全体と同じく空きのある変電所が多い状況です。ただし、上位系の状況は数字に表れていない点に注意が必要です。

データの見方は予想潮流データの読み方の記事で詳しく説明しています。地図で確かめたい方は空き容量マップもご覧ください。

松山市で蓄電所の用地を探すときに確かめることは何か

空き容量のほかにも、土地そのものの条件で計画が止まることがあります。次の点を順に確かめてください。

  • 都市計画の区分:市街化調整区域かどうか、用途地域の制限がないか
  • 農地かどうか:農地の場合は転用の許可や届出が必要です
  • 住宅との距離:騒音や景観への配慮が求められる場合があります
  • 浸水のおそれ:ハザードマップで浸水の深さを確かめます
  • 搬入路:機器を運ぶ車両が入れる道幅があるか
  • 事前相談:四国電力送配電に接続の見込みと工事費負担金の目安を確かめます

候補地の条件をまとめて確かめたいときは、この土地、蓄電所になる?で簡単に整理できます。

なお、ここで示した空容量は公表時点の目安で、変電所の位置も推定であり、接続を約束するものではありません。正確な接続の可否と工事費負担金は、四国電力送配電への事前相談や接続検討で確かめる必要があります。

まとめ

  • 松山市で位置を推定できた配電用変電所7か所のうち、当該設備に空きがあるのは6か所です
  • 上位系等考慮の空容量は公表資料に記載がないため、上位の送電線まで含めた可否は事前相談で確かめます
  • 空容量は目安で位置も推定のため、接続の可否と工事費負担金は事前相談・接続検討で確かめます

土地をお持ちの方は、土地探し・用地のご相談をご利用ください。出力49.9kWの低圧蓄電所については、低圧蓄電所のご案内をご覧ください。

出典

  • 四国電力送配電 系統の予想潮流・空容量の公表資料(2026年10月1日時点)

※本記事は制度と市場の一般的な解説です。個別の投資を勧めるものではありません。

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