タンソーマンGX 蓄電所の案件と用地

高圧・低圧 共通

佐賀市(佐賀県)の配電用変電所の空き容量(2026年)と蓄電所用地の考え方

佐賀市で位置を推定できた配電用変電所6か所のうち、当該設備に空きがあるのは6か所ですが、上位系等考慮の空容量に空きがあるのは0か所です。蓄電所はノンファーム型接続(混雑時に出力が制御されうる)を前提に考える必要があります。

この記事では、九州電力送配電が公表している系統の予想潮流・空容量の資料(2026年9月29日時点)をもとに、佐賀市にあると当社が推定した配電用変電所の空き容量を整理します。あわせて、蓄電所の用地を探すときに最初に確かめたい点を説明します。

佐賀市の配電用変電所の空き容量はどうなっているか

佐賀市で位置を推定できた配電用変電所は6か所です。当該設備の空容量が最も大きいのは神野の28MWで、当該設備に空きがあるのは6か所中6か所です。上位の送電線や変電所まで含めた上位系等考慮の空容量で見ると、空きがあるのは6か所中0か所です。平常時に出力制御の可能性が「有り」とされた変電所は6か所です。

配電用変電所 バンク数 空容量(当該設備) 空容量(上位系等考慮) 平常時出力制御の可能性
神野 4 28MW 0MW 有り
大財 2 28MW 0MW 有り
高木瀬 2 25MW 0MW 有り
南佐賀 2 14MW 0MW 有り
久保泉 1 9MW 0MW 有り
小関 1 1MW 0MW 有り
佐賀市の配電用変電所 空容量(当該設備)
  • 神野28MW
  • 大財28MW
  • 高木瀬25MW
  • 南佐賀14MW
  • 久保泉9MW
  • 小関1MW

九州電力送配電の公表資料(2026年9月29日時点)より当社集計。変電所の位置は名称からの推定。

変電所の位置は、公表資料の変電所名から当社が市区町村を推定したもので、正確な所在地ではありません。隣接する市区町村にまたがる場合や、名称と所在地が一致しない場合もあります。

当該設備と上位系等考慮の数字はなぜ違うのか

当該設備の空容量は、配電用変電所そのものの変圧器にどれだけ余裕があるかを示します。一方、上位系等考慮の空容量は、その先にある送電線や上位の変電所の混み具合まで含めた数字です。変電所に余裕があっても、上位の設備が混み合っていれば上位系等考慮の空容量は小さくなります。

佐賀市では上位系等考慮の空容量がある変電所が見当たらないため、従来の方式(混雑時も制御されない接続)で新たに受け入れる余地は小さいと考えられます。蓄電所を計画する場合はノンファーム型接続が前提となり、混雑する時間帯に充電や放電が制御される可能性を収支計画に織り込む必要があります。

九州エリア全体と比べるとどうか

九州エリア全体では位置を推定できた配電用変電所が695か所あり、当該設備に空きがあるのは81%、上位系等考慮の空容量に空きがあるのは21%です。佐賀市の6か所中0か所という結果は、エリア全体の傾向と比べながら読むと位置づけがわかりやすくなります。

データの見方は予想潮流データの読み方の記事で詳しく説明しています。地図で確かめたい方は空き容量マップもご覧ください。

佐賀市で蓄電所の用地を探すときに確かめることは何か

空き容量のほかにも、土地そのものの条件で計画が止まることがあります。次の点を順に確かめてください。

  • 都市計画の区分:市街化調整区域かどうか、用途地域の制限がないか
  • 農地かどうか:農地の場合は転用の許可や届出が必要です
  • 住宅との距離:騒音や景観への配慮が求められる場合があります
  • 浸水のおそれ:ハザードマップで浸水の深さを確かめます
  • 搬入路:機器を運ぶ車両が入れる道幅があるか
  • 事前相談:九州電力送配電に接続の見込みと工事費負担金の目安を確かめます

候補地の条件をまとめて確かめたいときは、この土地、蓄電所になる?で簡単に整理できます。

なお、ここで示した空容量は公表時点の目安で、変電所の位置も推定であり、接続を約束するものではありません。正確な接続の可否と工事費負担金は、九州電力送配電への事前相談や接続検討で確かめる必要があります。

まとめ

  • 佐賀市で位置を推定できた配電用変電所6か所のうち、当該設備に空きがあるのは6か所です
  • 上位系等考慮の空容量に空きがあるのは0か所で、ノンファーム型接続を前提に計画します
  • 空容量は目安で位置も推定のため、接続の可否と工事費負担金は事前相談・接続検討で確かめます

土地をお持ちの方は、土地探し・用地のご相談をご利用ください。出力49.9kWの低圧蓄電所については、低圧蓄電所のご案内をご覧ください。

出典

  • 九州電力送配電 系統の予想潮流・空容量の公表資料(2026年9月29日時点)

※本記事は制度と市場の一般的な解説です。個別の投資を勧めるものではありません。

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