タンソーマンGX 蓄電所の案件と用地

高圧・低圧 共通

鳥取市(鳥取県)の配電用変電所の空き容量(2026年)と蓄電所用地の考え方

鳥取市で位置を推定できた配電用変電所5か所のうち、当該設備に空きがあるのは4か所ですが、上位系等考慮の空容量に空きがあるのは0か所です。蓄電所はノンファーム型接続(混雑時に出力が制御されうる)を前提に考える必要があります。

この記事では、中国電力ネットワークが公表している系統の予想潮流・空容量の資料(2026年9月28日時点)をもとに、鳥取市にあると当社が推定した配電用変電所の空き容量を整理します。あわせて、蓄電所の用地を探すときに最初に確かめたい点を説明します。

鳥取市の配電用変電所の空き容量はどうなっているか

鳥取市で位置を推定できた配電用変電所は5か所です。当該設備の空容量が最も大きいのは湖山の19MWで、当該設備に空きがあるのは5か所中4か所です。上位の送電線や変電所まで含めた上位系等考慮の空容量で見ると、空きがあるのは5か所中0か所です。平常時に出力制御の可能性が「有り」とされた変電所は5か所です。

配電用変電所 バンク数 空容量(当該設備) 空容量(上位系等考慮) 平常時出力制御の可能性
湖山 2 19MW 0MW 有り
鳥取 3 10MW 0MW 有り
津ノ井 4 6MW 0MW 有り
晩稲配電塔 1 5MW 0MW 有り
浜村 2 0MW 0MW 有り
鳥取市の配電用変電所 空容量(当該設備)
  • 湖山19MW
  • 鳥取10MW
  • 津ノ井6MW
  • 晩稲配電塔5MW
  • 浜村0MW

中国電力ネットワークの公表資料(2026年9月28日時点)より当社集計。変電所の位置は名称からの推定。

変電所の位置は、公表資料の変電所名から当社が市区町村を推定したもので、正確な所在地ではありません。隣接する市区町村にまたがる場合や、名称と所在地が一致しない場合もあります。

当該設備と上位系等考慮の数字はなぜ違うのか

当該設備の空容量は、配電用変電所そのものの変圧器にどれだけ余裕があるかを示します。一方、上位系等考慮の空容量は、その先にある送電線や上位の変電所の混み具合まで含めた数字です。変電所に余裕があっても、上位の設備が混み合っていれば上位系等考慮の空容量は小さくなります。

鳥取市では上位系等考慮の空容量がある変電所が見当たらないため、従来の方式(混雑時も制御されない接続)で新たに受け入れる余地は小さいと考えられます。蓄電所を計画する場合はノンファーム型接続が前提となり、混雑する時間帯に充電や放電が制御される可能性を収支計画に織り込む必要があります。

中国エリア全体と比べるとどうか

中国エリア全体では位置を推定できた配電用変電所が492か所あり、当該設備に空きがあるのは87%、上位系等考慮の空容量に空きがあるのは7%です。鳥取市の5か所中0か所という結果は、エリア全体の傾向と比べながら読むと位置づけがわかりやすくなります。

データの見方は予想潮流データの読み方の記事で詳しく説明しています。地図で確かめたい方は空き容量マップもご覧ください。

鳥取市で蓄電所の用地を探すときに確かめることは何か

空き容量のほかにも、土地そのものの条件で計画が止まることがあります。次の点を順に確かめてください。

  • 都市計画の区分:市街化調整区域かどうか、用途地域の制限がないか
  • 農地かどうか:農地の場合は転用の許可や届出が必要です
  • 住宅との距離:騒音や景観への配慮が求められる場合があります
  • 浸水のおそれ:ハザードマップで浸水の深さを確かめます
  • 搬入路:機器を運ぶ車両が入れる道幅があるか
  • 事前相談:中国電力ネットワークに接続の見込みと工事費負担金の目安を確かめます

候補地の条件をまとめて確かめたいときは、この土地、蓄電所になる?で簡単に整理できます。

なお、ここで示した空容量は公表時点の目安で、変電所の位置も推定であり、接続を約束するものではありません。正確な接続の可否と工事費負担金は、中国電力ネットワークへの事前相談や接続検討で確かめる必要があります。

まとめ

  • 鳥取市で位置を推定できた配電用変電所5か所のうち、当該設備に空きがあるのは4か所です
  • 上位系等考慮の空容量に空きがあるのは0か所で、ノンファーム型接続を前提に計画します
  • 空容量は目安で位置も推定のため、接続の可否と工事費負担金は事前相談・接続検討で確かめます

土地をお持ちの方は、土地探し・用地のご相談をご利用ください。出力49.9kWの低圧蓄電所については、低圧蓄電所のご案内をご覧ください。

出典

  • 中国電力ネットワーク 系統の予想潮流・空容量の公表資料(2026年9月28日時点)

※本記事は制度と市場の一般的な解説です。個別の投資を勧めるものではありません。

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