蓄電所コラム
制度、市場、用地や系統の動きを、案件を扱う立場からお伝えします。

蓄電所の音はどのくらい聞こえるのか
蓄電所の主な音源は、蓄電池を冷やす空調・冷却装置とパワーコンディショナ(PCS)です。音は距離で弱まるため、住宅や宿泊施設から50m以内にないかを用地選びの最初に確かめます。

蓄電所に柵や防犯カメラは必要なのか
蓄電所には立入りを防ぐ柵と、遠隔で状態を見守る監視の仕組みが必要です。電気設備としての保安と、火災や盗難に備える保険の両面から求められ、設計図で配置を確かめておきます。

2MW蓄電所の接続検討の回答が出るまでどのくらいかかるのか
2MW級の接続検討の回答は原則3か月以内で、系統の対策が要る場合はさらに供給対策検討に原則6か月かかります。運転開始まで18〜24か月の工程のうち、前半の山場にあたる手続きです。

負担金が後から増えることはあるのか
工事費負担金は、接続検討の回答の段階では概算で、契約申込みや工事費負担金契約へ進むにつれて確度が上がります。判断に使っている数字がどの段階のものかを確かめることが大切です。

蓄電所の土地は買うのと借りるのとどちらがよいのか
蓄電所の土地は、購入なら取得費が先にかかり出口の自由度が高く、賃借なら初期の負担が小さい代わりに地代と期間の制約が残ります。土地は税制の取得価額や補助の対象に含まれない点にも注意が…

低圧蓄電所は1人で何区画まで持てるのか
低圧蓄電所を持てる区画の数に一律の上限はありません。ただし隣り合う区画を同じ名義で持つと分割設置と判断されやすく、複数基を持つなら離れた場所に1基ずつ置くのが確実です。

蓄電所の売電収入は毎月入るのか
蓄電所の収入は毎月同じ額が入るものではありません。需給調整市場や卸電力市場の収入は運用月から数か月遅れて入るのが一般的で、容量市場は年1回のオークションで約定し1年分の契約金になり…

農地に蓄電所は建てられるのか
農地に蓄電所を建てるには農地転用の許可が前提で、農振農用地(青地)は原則として転用できません。地目と現況の確かめ方、農業委員会へ相談する前に整える情報、手続きの順序を一問一答で整理…

蓄電所の固定資産税は毎年いくらかかるのか
蓄電所の設備は償却資産として毎年申告し、固定資産税は標準税率1.4%で課されます。評価額は年数とともに下がるため税額も逓減します。土地分との違いと申告の時期を一問一答で整理します。

蓄電所に補助金を使うと何が制限されるのか
補助金を受けた蓄電所の設備は、処分制限期間のあいだ売却・譲渡・担保設定・用途変更に承認が要ります。交付決定前の発注もできません。出口計画と資金計画にどう影響するかを一問一答で整理し…

蓄電所の機器は国内メーカーと海外メーカーで何が違うのか
蓄電所の機器を国内メーカーと海外メーカーで比べるときは、価格だけでなく保証の範囲と年数、保守の体制、調達の期間、JC-STARなどの認証への対応を同じ観点で並べることが大切です。比…

低圧蓄電所は住宅街の近くに置けるのか
低圧蓄電所でもPCSや空調の音が出るため、住宅街のすぐ近くは避けるのが基本です。50m以内に住宅や宿泊施設がない土地を目安にする理由と、景観・近隣説明・事前に確認する資料を一問一答…

蓄電所の収入に税金はどうかかるのか
蓄電所の収入は、個人なら所得税の対象となる所得、法人なら事業の収益として課税されます。設備の取得費は減価償却で毎年の費用にします。収入から課税までの流れと、記録しておく項目を一問一…

高圧蓄電所の出力は2MWより大きくできるのか
高圧(6.6kV)で連系できる出力には上限があり、2MW級はその上限に近い規模です。それより大きくするには特別高圧での接続が必要になり、手続き・設備・費用が変わります。規模を決める…

蓄電所の運用会社が倒産したらどうなるのか
運用を委託した会社が倒産しても、蓄電所の設備と系統の権利は所有者に残ります。委託契約を解除して別の運用会社に差し替えるのが基本です。未払い代金の扱いと、契約に入れておく条項を一問一…