はじめに

今回はSDGs・サステナビリティ特化メディア『MIRASUS』を運営している、株式会社ミラサス代表の堀澤様に、主な事業内容について、インタビューを行いました!

メディア立ち上げの経緯や今後の方針など込められた想いも含め、赤裸々に語ってくださいました。

公式サイト:https://mirasus.jp/

株式会社ミラサス様は、2021年の6月に設立し「メディア事業、広告代理店業、各種情報提供サービス」を行っています。
メイン事業はSDGs・サステナビリティ特化メディア『MIRASUS』の運営です。

メディアを通して、SDGsやサステナビリティに関して発信を行っております!
今回は代表の堀澤様に、

  • SDGsやサステナビリティに関して、これからどんな風に発信をしていくのか?
  • SDGsの取り組みにおいて、難しいところはどんなところか?

など、様々な視点からお話をお伺いいたしました。
どうぞ最後まで見ていただけるとうれしいです!

貴社の事業内容について、教えていただけますでしょうか?

堀澤様:まず一つは「SDGs」や「サステナビリティ」に関する、発信のお手伝いをしています。
いろんな企業の紹介記事を書いたり、当社のメディアに掲載する形で、広報PRの支援をしています。

他には、新しくエシカルとかSDGsを軸にブランドを立ち上げる企業さんもい​​らっしゃるので、サイト制作やコラム執筆などを行っています。

山本:広報からリード獲得まで、幅広いことをされてるんですね。

堀澤様:そうですね!あと、ちょうど最近は、9月に大阪公立大学さんとメディアパートナー契約を結ばせていただくなど、企業様だけではなく大学法人様との取り組みも強化しています。
詳細記事https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000101573.html

山本:大学法人様とも、取り組みを強化されているんですね!

堀澤様:ミラサスは先述の通りSDGsやサステナビリティに関する情報を扱っているメディアなので、コラムの質を上げ、大学等の専門機関との連携を強化し、若手の学生に対して企業の取り組みをお伝えしていく予定です。

また、ベータ版という形ですが、社会課題を軸に企業を探せる新卒・第二新卒向けの就活情報サイト「MIRASUSキャリア」を直近リリースしました。

MIRASUSキャリア:https://career.mirasus.jp/

メディアを立ち上げた背景について教えてください!

堀澤様:メディアを立ち上げた当時は、SDGsがニュース等で比較的取り上げられ始めてきた段階でした。
ですが、ネット上のメディアを見ても「SDGs」や「サステナビリティ」に関連する分野の大きなメディアはまだない状態だと思ったので、自社で立ち上げを行いました。

また、SDGsやサステナビリティをテーマに扱うと、どうしても内容が難しくなってしまい、企業が出されている情報もIR資料などが中心で、やはり読むのが大変だったりします。

でも、これらの取り組みなど情報を知りたいというユーザーは多くいるので、もっと気軽に読めて、イラストなども用いながら、誰にでもわかりやすく、SDGs・サステナビリティに関する情報を届けることを意識してメディア運営を行なっています。

質の高いコンテンツは、どうやって生まれているんですか?

堀澤様:現在は約30名ほどのライターで運営しています。
元々NPO団体に所属していた方や、フェアトレード商品を扱っているショップで働いていた方、医療現場で働いている方、LGBT当事者として発信されている方、アフリカ在住の方などさまざまなバックグラウンドを持っているメンバーが集まっています。

山本:「SDGs」っていうワードは、すごい検索数も伸びていると思います。
特に2023年で、お問い合わせ数も増えている実感はありますでしょうか?

堀澤様:今年に入ってからのほうが企業さんからの問い合わせの件数は増えてます。

山本:メディアを見て、お問い合わせが来る感じなんでしょうか?

堀澤様:そうですね。
メディアの問い合わせフォームから掲載依頼を頂いたり、そこからマーケティングや広報PRで幅広くご相談をいただくことが多いですね。

山本:CSRとかSDGsをPRをするところは、大企業の方が多かったりするんですか?

堀澤様:そうですね。中小企業さんも多いですが、今年に入って大手企業さんからの問い合わせが増えている印象です。
数年前から今後サステナビリティに関する活動を強化していくという方針になり、ようやく今年ぐらいから、本格的に動き出しをされている企業さんが増えているように見受けられます。

今後の方針について教えてください!

堀澤様:引き続き、現在の活動に注力していきながら、今後は新しい取り組みとして企業同士の横の繋がりを強化していくお手伝いをしていきたいと思っています。
SDGs・サステナビリティに関連する取り組みは、1社で取り組むだけでなく、複数社が一緒になって取り組めることも多いと思います。
同じ社会課題に取り組む中で、一緒にコラボしてやった方がお互いに良いことも多々あります。

山本:いろんな企業とのコラボレーションは、確かに面白そうですね!

堀澤様:当社でも今年アパレル企業さんと一緒に『MIRASUS寄付プロジェクト』として、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンを通して、寄付の実施をしました。

このプロジェクトは、MIRASUS指定のタグを商品につけていただき、指定タグのついた商品を購入すると売上の一部から寄付が行われ、誰でも手軽に途上国への寄付に参加できる仕組みとなっています。

何かこれから企業として社会に貢献できる取り組みをしたい、寄付活動をしたいという企業さんもたくさんいますが、何から始めたら良いのかわからないというご相談をいただくことは多いです。

そこで、今まで社内で実例がなく困っている企業も、もっと気軽に寄付活動が行える仕組みができたら良いと考え、当プロジェクトを実施しました。

山本:すごく素敵なプロジェクトですね!

堀澤様:また、SDGs・サステナビリティに関する活動を本格的に始めてからまだ年数が浅いこともあり、どうしてもどの企業さんも模索状態な部分があります。

そのため、成功した取り組み例などは、他社であっても共有できる場合は積極的に共有し、どんどん周りを巻き込んでいき、全体でもっと社会に貢献できる取り組みになっていくのが理想であると考えています。

現在、『MIRASUS』のメディアは多くの企業さんにご協賛いただき運営を行なっております。
そのため、当社では協賛企業同士のコミュニティ形成も考えており、今後強化していきたい部分です。

山本:今後のプロジェクトは、ワクワクしてすごく面白い取り組みだと思います!
今回は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

まとめ

本日は株式会社ミラサスの代表である、堀澤様にお話しを伺いました。
SDGsのこれからや、事業への取り組みを熱く語っていただきました!
貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございました!

株式会社ミラサス様は、X(旧Twitter)やInstagramから発信もされているので、
フォローしていただけるとうれしいです!

X(旧Twitter):https://twitter.com/mirasus_sdgs
Instagram:https://www.instagram.com/mirasus_sdgs/

著者のプロフィール

福元 惇二
福元 惇二
タンソーマンプロジェクト発起人であり、タンソチェック開発を行うmedidas株式会社の代表。タンソーマンメディアでは、総編集長を務め、記事も執筆を行う。