蓄電所コラム
制度、市場、用地や系統の動きを、案件を扱う立場からお伝えします。

電柱・配電線までの距離が蓄電所の工事費負担金と用地の評価を変える理由
蓄電所を系統につなぐ工事のうち、接続する側が負担する費用が工事費負担金です。連系点までの距離がこの費用をどう左右するのか、電柱が近い土地がなぜ評価されるのかを地主向けに説明します。

太陽光には狭すぎた土地が活きる 約40㎡から考える低圧蓄電所の用地
出力49.9kW級の低圧蓄電所は約40㎡から設置を検討できます。太陽光発電には狭すぎた細長い土地や三角地が、蓄電所の用地としてどのように活きる可能性があるのかを地主向けに説明します…

隣り合う土地を別々に貸すときの注意 低圧蓄電所の分割設置と名義の確認
隣り合う区画に低圧蓄電所を並べる計画は、設置者や土地の名義が同じだと分割設置と判断されやすくなります。地主が区画を分けて貸す・売るときに確かめておくべき点を整理します。

蓄電所投資の入り方4つの型 完成品・開発権・自社開発・まとめて持つ
蓄電所への投資には、完成品を買う、開発権を買って建てる、自分の土地で開発する、複数か所をまとめて持つという4つの入り方があります。それぞれのリスクと手間、向いている方の違いを整理し…

完成品(ターンキー)の蓄電所を買うとは 価格に含まれるものと見方
完成品(ターンキー)として蓄電所を取得する場合、用地、接続の権利、工事費負担金、設備、工事が一括で含まれます。公表事例に見る価格帯と、買い手が確かめるべき点を整理します。

蓄電所の開発権とは何か 用地と接続の地位を買うという選択肢と注意点
蓄電所の開発権は、土地と系統接続の手続きを進めた地位をまとめたものです。設備と工事は買い手が別に発注します。完成品との関係と、価値を左右する証憑の確かめ方を解説します。

蓄電所の価格を比べる前に揃える3つのこと 種類・税の区分・負担金
同じ規模の蓄電所でも、価格が2倍近く開いて見えることがあります。多くは比べている価格の中身が違うためです。取引の種類、税込か税抜か、土地と工事費負担金の扱いを揃える方法を解説します…

SPCで蓄電所を持つという考え方 事業ごとに会社を分ける理由と確認点
蓄電所は、事業ごとに特別目的会社(SPC)を作って持つ形が一般的です。契約、資産、資金、売却の単位を揃えるという考え方と、検討の際に確かめておきたい点を一般論として整理します。

蓄電所のO&M(保守・監視)に含まれるもの 点検から主任技術者まで
蓄電所の保守・監視費用には、定期点検、遠隔監視、通信費、電気主任技術者の外部委託が含まれます。それぞれの役割と、委託契約で範囲を確かめるときの視点を順に解説します。

蓄電所の保険の考え方 火災・機器故障・事業中断・賠償の4つを整理する
蓄電所の保険は、火災、機器故障、事業中断、賠償の4つで考えます。物の損害と、収入や第三者への損害に分けて整理し、誰が掛けて誰が受け取るかを契約で確かめる大切さを解説します。

蓄電所の撤去費用は誰が払うか 運用終了の出口を契約で先に決めておく
蓄電所の運用が終わるとき、設備の撤去と処分には費用がかかります。誰が負担するかを契約で決めておく必要性を、土地を貸す立場、売る立場、設備を持つ立場から整理します。

蓄電所の費用一覧 売上から差し引くものを9つの項目に分けて整理する
蓄電所の収支は、売上だけでは判断できません。アグリゲーター手数料、充電の電力費、発電側課金、保守、保険、固定資産税、地代、劣化と更新、撤去まで、差し引く費用を一覧で整理します。

発電側課金とは何か 放電する蓄電所にかかる託送料金の一部を解説
発電側課金は、系統に放電する設備にかかる託送料金の一部です。蓄電所が電気を出す側としてこの費用を負う仕組みと、充電にかかる費用との違い、収支の試算で確かめる点を解説します。

蓄電所の固定資産税(償却資産)は取得価額の約1.4%から逓減する
蓄電所の設備には、毎年固定資産税(償却資産)がかかります。標準税率1.4%を簿価にかけるため、初年度は取得価額の約1.4%から始まり、年を追って逓減します。費用計画への入れ方を解説…

IRRと累計収益、蓄電所の収支試算はどの指標でどう判断すればよいか
蓄電所の収支試算で示される累計の収益、IRR、投資回収年数の三つの指標について、それぞれが示すものと、案件を比べる前に揃えておくべき計算期間や投資額の前提を整理します。