蓄電所コラム
制度、市場、用地や系統の動きを、案件を扱う立場からお伝えします。

低圧蓄電所を撤去したあとの土地、原状回復と次の使い道
低圧蓄電所の運用を終えたあとは、設備を撤去し、土地を契約で定めた状態に戻します。撤去・処分の費用を誰が負担するかと原状回復の範囲は、土地契約の段階で決めておく必要があります。

低圧蓄電所のトラブルQ&A、通信が切れたら・応動不適合のペナルティは誰が
通信の途絶や機器の不具合で指令どおり応じられないと、落札価格の1.5倍のペナルティが生じます。その負担をオーナー、アグリゲーター、保守会社のどこが負うかは、契約で決めておく事項です…

低圧蓄電所のトラブルQ&A、技術協議で連系できないと言われたら
低圧蓄電所は、契約申込み後の技術協議で連系の可否が判断され、放電だけでなく充電も審査されます。連系できないと回答される場合に備え、負担金と可否を確認してから設備を発注する順番が重要…

低圧蓄電所のトラブルQ&A、工事費負担金が想定より高かったとき
低圧蓄電所の工事費負担金は、技術協議と設計が進むまで確定しません。想定より高くなった場合に備え、負担者と上限、計画を中止するときの扱いを契約で決めておくことが重要です。

「低圧蓄電池で電気を売る」は誤り、売るのは調整力(ΔkW)
低圧蓄電所の収入の中心は、電気(kWh)の販売ではなく、指令に応じて出力を増減できる能力(ΔkW)の待機の対価です。太陽光と同じ感覚で収支を考えると、前提を誤ります。

「上限価格=収入単価」は誤り、上限と約定単価の違いを整理
一次調整力の上限価格は「最高でもこの価格まで」という天井であり、その価格で約定するわけではありません。収支は上限より低い約定単価を前提に確認する必要があります。

「家庭用蓄電池と同じ」は誤り、系統用と自家消費用の線引き
低圧蓄電所は家庭用蓄電池の大型版ではありません。系統に単独で接続し、自ら電気を使わずに調整力を提供して対価を得る点が線引きです。設備・契約・収入の違いを整理します。

アセスメントとは?低圧蓄電所で正しく待機・応動できたかの評価
アセスメントは、約定した時間に正しく待機・応動できたかを確かめる評価です。満たさないとペナルティがかかります。低圧蓄電所のオーナーが契約で確認したい点を整理します。

約定率とは?低圧蓄電所の収支を左右する割合と90%前提の注意
約定率は、入札したコマのうち実際に落札されたコマの割合です。低圧蓄電所の売上は出力×単価×約定したコマ数で決まり、90%を超える前提は楽観的なことが多い点を解説します。

低圧蓄電所の1日48コマとは、30分単位の入札と充電の計画
需給調整市場は1日を30分×48コマに分けて取引します。低圧蓄電所ではどのコマに入札し、いつ充電するかをアグリゲーターが前日に判断します。48コマの考え方と売上との関係を整理します…

前日取引とは?2026年3月からの需給調整市場の変化と低圧への影響
需給調整市場は2026年3月14日に前日取引へ移行し、上限価格も15円に下がりました。入札は実需給の前日に締め切られます。低圧蓄電所のオーナーにとっての意味を整理します。

低圧蓄電所の搬入路、2tトラックとクレーン車が入るかの確かめ方
低圧蓄電所の土地では、2tトラックとクレーン付き車両が横付けできる道が条件の一つです。土地が小さくても搬入できなければ設置できません。現地で確認する手順を整理します。

近くに電柱がない土地で低圧蓄電所はできるか、電柱番号で相談が早い
低圧蓄電所は電柱から200Vで受電するため、近くに電柱があることが土地の条件です。電柱の番号があれば相談が早く進みます。配電線と柱上変圧器の余裕との関係も整理します。

三角地・細長い土地に低圧蓄電所を置くときの配置の考え方
低圧蓄電所は約40〜150㎡で足り、三角地や変形地でも機器と離隔が取れれば設置を検討できます。配置を考えるときの順序と、変形地で特に確認しておく点を整理します。

非線引き区域・都市計画区域外の土地は低圧蓄電所に向くか
市街化調整区域では蓄電池が開発許可の対象になり得る一方、非線引き区域・都市計画区域外はこの制限がかかりません。低圧蓄電所の用地として確認すべき他の条件とあわせて整理します。