蓄電所コラム
制度、市場、用地や系統の動きを、案件を扱う立場からお伝えします。

遠隔監視とは?蓄電所での意味と収入を守る仕組みをやさしく解説
遠隔監視とは、離れた場所から蓄電所の運転状態を常に把握し、異常を知らせる仕組みです。無人の蓄電所では異常に気づく唯一の手段で、通信が止まると指令を受けられず収入も止まります。

低圧の分割設置とは?蓄電所での意味と規制の対象になる理由を解説
低圧の分割設置とは、本来ひとつの設備を複数の低圧に分けて連系することです。高圧の手続きを避けることを防ぐため規制されており、系統用蓄電池も2023年4月から対象になっています。

系統用蓄電池の申込み4,087万kW、つながったのは128万kW。行列の実態
系統用蓄電池の接続申込みは約4,087万kW、実際につながったのは約128万kW(2026年6月末)。行列が進まない理由と、2026年10月からの新ルール、案件を選ぶ前の確認点を整…

一次オフライン枠とは?蓄電所での意味と低圧が参加できる入口を解説
一次オフライン枠とは、専用線でのオンライン接続を必要とせずに一次調整力へ参加できる枠です。低圧の蓄電池はアグリゲーターが同じエリアで1MW以上に束ね、主にこの枠で参加します。

系統用蓄電池は何で稼ぐのか。3つの市場と2026年の変化を整理
系統用蓄電池の収入源は需給調整市場・卸電力市場・容量市場の3つです。2026年の前日取引への移行や上限価格10円への引き下げで何が変わったのか、公表データで整理します。

「空き容量あり」でも蓄電所が建たない理由と2026年の接続ルール
空き容量マップで「空き」でも蓄電所が建たないのはなぜか。放電と充電の2つの審査、接続までの流れと費用、2026年に変わった接続ルール、土地選びで先に見る点を解説します。

低圧蓄電所の申込み約2,800件。急増の背景と分割規制・名義5年案
低圧(49.9kW)の系統用蓄電池の申込みが2026年8月末で約2,800件・約13万kWに。申込みが集まった理由、分割設置の規制と名義を5年遡る案、低圧案件で先に確かめる点を解説…

蓄電所の補助金と税制2026 国の補助金1/3と即時償却の条件を整理
東京都の系統用蓄電池の助成は2026年9月30日で受付を終えました。いま使える国の補助金(1/3・上限10億円)と、即時償却を選べる大胆な投資促進税制の条件、注意点、低圧の扱いを整…

蓄電所の利回り表示を検算する 売上の計算式と差し引く費用の確かめ方
「想定利回り20%超」といった蓄電所の数字は、どんな前提で作られているのか。売上の計算式、単価と約定率による違い、差し引く費用、表面利回りと実質利回り、試算を見るときの3つの問いを…

東電の約款改定で蓄電所の権利はどう変わるか 2か月ルールと確認書面
2026年10月1日、東京電力パワーグリッドが高圧・特別高圧の約款を改定し、本人申込みと連系承諾後2か月以内の土地権利提出が必要になりました。変更の中身と理由、投資する側が確かめる…

上限10円時代の需給調整市場 蓄電池の収入はこれからどこへ向かうのか
一次調整力の上限価格は19.51円から15円、2026年9月1日から10円になりました。需給調整市場で何が売られているのか、2026年の変化、単価と売上の関係、これからの収入源を公…

テキサス・イギリス・豪州で起きた蓄電池の値崩れと日本への示唆
テキサス、イギリス、オーストラリアでは蓄電池の増加で調整力の単価が大きく下がりました。値崩れの仕組みと、その後も蓄電池が稼ぎ続けた理由、日本の蓄電所投資への示唆を整理します。

低圧蓄電池の申込み約2,800件、国が検討する対策と投資前の確認点
低圧の系統用蓄電池の申込みは2026年8月末で約2,800件・約13万kWに。低圧に申込みが集まった理由、分割設置規制や国の審議会で議論されている対策、投資前に確かめる点を解説しま…

市街化調整区域に蓄電所は建てられるか、国交省通知と土地選びの順番
2025年4月8日の国土交通省の通知で、系統用蓄電池が開発許可の対象になり得ることが示されました。市街化調整区域で建てられるケースと建てられないケース、土地を選ぶ順番を解説します。

蓄電所の値段はなぜ2倍違うのか、完成品・開発権・工事代金の見分け方
同じ2MW・8MWh級の蓄電所でも、値段が2倍近く違って見えることがあります。公表された取引を種類ごとに並べ、価格がそろわない理由、比べるときにそろえる3つの点、税制との関係を解説…