タンソーマンGX 蓄電所の案件と用地

蓄電所コラム

制度、市場、用地や系統の動きを、案件を扱う立場からお伝えします。

高圧(2MW級)

1年は17,520コマ 30分単位で考える蓄電所の需給調整市場の収入

需給調整市場は1日48コマ、1年で17,520コマの取引です。売上が出力・単価・約定コマ数の掛け算で決まる骨格を順に分解し、試算を読むときにどの数字を確かめればよいかを解説します。

高圧・低圧 共通

充放電効率とは 往復85〜90%程度で戻る電気と蓄電所の費用への影響

蓄電池に充電した電気は、放電するときに全部は戻りません。往復で85〜90%程度という充放電効率の意味と、失われる分を買い足す費用が収支のどこに効くのかを、図と表で整理します。

高圧・低圧 共通

電池の劣化と容量保証 契約前にメーカー保証とPCS交換時期を確かめる理由

蓄電池は充放電を重ねるほど、ためられる量が減っていきます。劣化が収入と費用にどう効くか、メーカーの容量保証とPCSの交換時期を契約前に確かめるべき理由と確認の観点を整理します。

低圧(49.9kW)

系統用蓄電池の用語集 投資前に押さえておきたい基本の12語を短く解説

蓄電所の資料や見積書には、ΔkW、一次調整力、約定率、工事費負担金、アセスメント、分割設置など見慣れない言葉が並びます。投資や用地提供を検討する前に押さえたい12語を短く定義します…

低圧(49.9kW)

蓄電所の3つの収入源 ΔkW・kWh・kWの違いと誰がお金を払うのか

蓄電所の収入は、需給調整市場の調整力、卸電力市場の電力量、容量市場の供給力の3つに分かれます。売るもの、お金の出し手、決まり方の違いを比べ、低圧と高圧での位置づけの差も整理します。

低圧(49.9kW)

需給調整市場の5つの商品 一次から三次②までの違いと蓄電池の強み

需給調整市場には応動の速さで分かれた5つの商品があります。一次調整力から三次調整力②までの並びと、蓄電池が最も速い一次調整力で強みを発揮する理由、上限価格の違いを整理します。

低圧(49.9kW)

需給調整市場が前日取引に移った意味 2026年3月の変更と運用の差

2026年3月14日、需給調整市場の一次〜三次①は前日・30分単位の取引に移行し、上限価格も引き下げられました。この変更が蓄電所の収入と運用にどんな意味を持つのかを整理します。

高圧・低圧 共通

蓄電池と火力発電 一次調整力の落札単価に差がつく理由を数字で読む

2025年度の需給調整市場の一次調整力では、蓄電池の月別平均落札単価が火力を大きく上回りました。なぜ同じ商品で単価に差がつくのか、速さと正確さが評価される市場の性格から解説します。

低圧(49.9kW)

卸電力市場(JEPX)で収入を得る仕組み 昼夜の値差と蓄電所での位置づけ

蓄電所は、太陽光の多い昼に安く、夕方に高くなるスポット価格の値差でも収入を得られます。JEPXでの値差運用の仕組みと、需給調整市場の補いという位置づけ、効率や費用の注意点を解説しま…

低圧(49.9kW)

容量市場とは何か 4年先の供給力に払われるお金と蓄電池の評価のされ方

容量市場は、4年後に電気を出せる能力を年1回のオークションで確保する仕組みです。お金の流れ、蓄電池が継続して放電できる時間で評価される点、低圧・高圧での位置づけを整理します。

低圧(49.9kW)

容量市場の約定価格はなぜエリアで違うのか 結果の読み方と蓄電所への影響

容量市場のメインオークションでは、約定価格がエリアごとに分かれることがあります。差が生まれる背景、結果を読むときの視点、蓄電所の収支計画への反映のしかたを、数字に頼らず整理します。

低圧(49.9kW)

待機の対価と放電の対価 需給調整市場で蓄電所オーナーに届くお金の流れ

需給調整市場では、約定した時間に待機していれば、実際に放電しなくても対価が出ます。送配電事業者からアグリゲーター、オーナーへと流れるお金の道筋と、途中で差し引かれるものを整理します…

低圧(49.9kW)

アグリゲーター手数料の見方 「収益の10%前後」は計算の基礎で手取りが変わる

アグリゲーター手数料は収益の10%前後が多いものの、売上を基礎にするか運用益を基礎にするかで手取りは変わります。充電の電力費やペナルティの負担区分など、契約で確かめる点を整理します…

低圧(49.9kW)

アセスメントとペナルティ 約定しても対価を満額受け取れない場合とその備え

需給調整市場では、約定した時間に正しく待機・応動できたかが評価されます。基準を満たさないとペナルティがかかります。仕組みと、機器や通信の不具合を誰が負うかを契約で確かめる要点を整理…

低圧(49.9kW)

海外の先行市場で起きたこと 蓄電池の収益の中心が調整力から値差へ移った流れ

英国、米国テキサス州、豪州では、蓄電池の設備量が調整力の必要量を超えると単価が下がり、収益の中心が卸電力市場の値差へ移りました。その流れと、日本の蓄電所の計画への含意を整理します。