蓄電所コラム
制度、市場、用地や系統の動きを、案件を扱う立場からお伝えします。

電池の容量保証と機器保証の違い 確かめる範囲を図で比べて整理
容量保証と機器保証の違いは守る対象です。容量保証は電池が何年で何%の容量を保つかという性能の約束で、機器保証は電池やPCS、通信機器が故障したときの修理や交換の約束です。

機器保険と事業中断保険の違い 蓄電所の備えを投資前に図で比べて整理
機器保険と事業中断保険の違いは補う損失の種類です。機器保険は壊れた蓄電池やPCSの修理・再調達の費用を補い、事業中断保険は設備が止まった間に得られなかった収入の減少を補います。

約定率と稼働率の違い 蓄電所の売上の読み方を投資前に図で比べて整理
約定率と稼働率の違いは、市場で売れた割合か、設備が動ける状態だった割合かです。需給調整市場の売上は、動ける状態のコマに入札し、そのうち落札されたコマで待機して初めて生まれます。

需給調整市場とは?蓄電所での意味と送配電会社が調整力を買う市場の仕組み
需給調整市場とは、一般送配電事業者が周波数を保つための調整力(ΔkW)を前日に30分単位で買う市場です。約定したコマで待機すれば放電しなくても対価が出るため、蓄電所の収入の中心にな…

一次調整力とは?蓄電所での意味と最も速い商品が蓄電池に向く理由
一次調整力とは、周波数の変化を設備が自ら検知し10秒以内に自動で応動する、需給調整市場で最も速い商品です。指令から1秒以内に出力を変えられる蓄電池は、火力より高い単価で落札されてき…

二次調整力①とは?蓄電所での意味と応動時間と蓄電所の関わり方
二次調整力①とは、需給調整市場で一次調整力に次いで速い調整力の商品です。上限価格は一次と同じ区分で2026年9月から10円となり、高圧の蓄電所では一次などと組み合わせた入札の候補に…

二次調整力②とは?蓄電所での意味と応動時間と蓄電池の参加の考え方
二次調整力②とは、二次調整力①より長い時間のずれに応じる需給調整市場の商品で、上限価格は2026年9月から7.21円です。蓄電池がどの程度参加するかは、容量の配分を考えてアグリゲー…

三次調整力①とは?蓄電所での意味と応動15分の商品と蓄電池の位置
三次調整力①とは、二次調整力②より遅い需給のずれに応じる需給調整市場の商品で、2022年4月に取引が始まりました。前日・30分単位で取引され、上限は7.21円で、出力を続けられる容…

三次調整力②とは?蓄電所での意味と前日の再エネ予測誤差に備える商品
三次調整力②とは、需給調整市場で最も遅い調整力の商品で、2021年4月の市場開設時から取引されています。天気による再エネ出力の見込み違いのような大きなずれに備える位置にあり、取引方…

複合商品とは?蓄電所での意味と複数の調整力をまとめて売る仕組み
複合商品とは、需給調整市場で複数の調整力の要件を同じ出力でまとめて満たして応札する商品の区分です。2026年9月1日の実需給分から上限価格は一次・二次①と同じ10円で、配分はアグリ…

茨城県の配電用変電所の空き容量(2026年9月)と蓄電所用地の考え方
東京電力パワーグリッドの2026年9月更新の一覧から、茨城県の配電用変電所117か所の空容量を集計しました。上位系まで考慮すると空きのある変電所はなく、ノンファーム型接続を前提に考…

上限価格とは?蓄電所での意味と需給調整市場の単価に天井がある理由
上限価格とは、需給調整市場でΔkWの単価がそれ以上にならないよう定められた天井の価格です。2026年9月から一次などが10円、二次②・三次①が7.21円で、上限をそのまま試算の単価…

栃木県の配電用変電所の空き容量(2026年9月)と蓄電所用地の考え方
2026年9月更新の東京電力パワーグリッドの一覧から、栃木県の配電用変電所91か所を集計しました。上位系まで空きがあるのは4か所で、いずれも県南西部の足利周辺に集まっています。

EPRXとは?蓄電所での意味と需給調整市場の運営者と結果の見方
EPRX(電力需給調整力取引所)とは、需給調整市場の取引を運営し、約定の結果を公表している組織です。単価や調達不足の実績はEPRXの公表資料が元になっており、資料の数字は時期・商品…

群馬県の配電用変電所の空き容量(2026年9月)と蓄電所用地の考え方
2026年9月更新の東京電力パワーグリッドの一覧から、群馬県の配電用変電所100か所を集計しました。上位系まで空きがあるのは14か所で、太田・桐生など県東部に集まっています。